接続機器大手の東洋技研は、盤の小型化を実現する3・5ミリピッチスプリング式コネクタ端子台PCXシリーズ、電線を外さずに制御盤同士の接続や交換を可能にしたネジアップ式2ピース端子台ATX―10など新製品が好調である。
PCXシリーズは、新開発のスプリングロック端子を採用し、端子間ピッチ3・5ミリを実現した極省スペース設計となっている。コンパクトで使い易く、独自開発のレールロック機構により作業工数を大幅に削減できる。結線ばね開閉用ボタンは「+」、「-」どちらのドライバーでもボタン操作ができ、電線挿入孔は棒圧着端子(フェルール)、撚り線、単線に対応。
従来機種に新たに、3Mハーフピッチコネクタ(20極、26極、36極、40極、50極)搭載のPCX―10SシリーズとPCX―コモン端子台シリーズ(22極、36極、コモンタイプは下段マイナスCOMに上段プラスCOM、全極マイナスCOM、全極プラスCOM)が追加初橋され、機種選定の幅が広がった。
(http://www.togi.co.Jp)