日本配電制御システム工業会関西支部(丹羽一郎支部長)と、関西配電盤工業協同組合(寺田哲也理事長)は「2012年度通常総会と春季合同懇親会」を、大阪市の太閤園で15日開催した=写真。
工業会関西支部の総会では、同工業会が来年4月からの一般社団法人化を進めていることを受け、従来の常任常議員を支部運営委員に呼称を変更することを決議し、同時に役員の改選が行われた。
新しい支部長には、前常任常議員の寺田哲也氏(関西電機工業社長、関西配電盤工業協同組合理事長)を選出。
また副支部長の川口久美雄氏(因幡電機製作所社長)が退任し、新副支部長に安見守正氏(因幡電機製作所専務)を選出した。
一方、協同組合でも役員の改選が行われ、川口久美雄副理事長が退任し、安見守正氏が新副理事長に選出。さらに新理事には伊藤義郎氏(長門電機社長)と、昨年亡くなった池田監事の後任として、元理事の下平康人氏(下平電機製作所社長)を選出した。
懇親会では冒頭、新支部長に就任した寺田哲也氏があいさつに立ち、「本部と関西地区との連絡を密にし、関西地区の意見を本部に反映させるなど、業界発展のために存在感のある支部にしたい。また、太陽光発電の余剰電力の買取価格が決まったが、今後3年間はメガソーラーの建設ラッシュが続くと思われ、配電制御を行う団体としてこのチャンスは逃せないだろう。システムのメンテナンスも含め、我々の技術力を大いに発揮していきたい」と述べた。