日本フルードパワー工業会(JFPA、宮内壽一会長)は「第13回通常総会」を、東京プリンスホテルで開催し、会員65社から62社が出席した。
今年4月から一般社団法人としてスタートして初めての総会は宮内会長を議長にして進められ、2011年度(平成23年度)事業報告及び決算報告、12年度(24年度)事業計画及び収支予算書を審議し、承認した。また、役員の改選も行われ、新会長に脇憲一東京計器社長を選出した。任期は2年。
脇新会長は「国内外の厳しい経済情勢が続く中で、フルードパワー機器の今年度出荷は暦年ベースで微増を予想している。フルードパワー産業が今後とも発展成長していくには、健全な競争とともに協調体制の確立が求められる。グローバル化に対しても、事業の選択と集中に加え、新たなアライアンスの構築も必要である。さらに、省エネ技術や水圧技術の開発推進も必要だ」と述べた。