産業用コネクタ専門商社のソルトンは、JECA FAIR(電設工業展)のソルトンブース(ブース番号:3―24)でEV(電気自動車)、HEV(ハイブリッド自動車)用などのコネクタ提案を行う。EV・HEVにおけるバッテリー、インバータ、モーターの接続は、ボルト締めによる接続が中心であるが、コネクタ化することにより省力化が実現できる。またナットの落下、短絡など導体のみの場合に比べ、安全性、作業性が向上することはもちろん、工具なども不要となり、省スペース化も図れる。
同社では、バッテリー試験設備や車載バッテリーなどのコネクタとして、丸形端子に直接接続するコネクタやブスバー用のコネクタなど、大型車両の大電流接続の用途として、ユーザー仕様に合わせたコネクタを提案している。
昨今、リチウムイオン電池は、EV・HEV用途ばかりではなく、定置型蓄電池としても注目され、蓄電容量の大型化に伴い、接続箇所も増加傾向にあり、配線の省力化、省スペース化は、必要不可欠なものとなっている。特注例の一部を、ブースで見ることができる。
(http://www.solton.co.jp)