日本配電制御システム工業会(JSIA、盛田豊一会長)は7日、経済産業省など関係官公庁・団体、会員約300名が参加し盛大に設立30周年記念式典を開催する。
式典に先立ち第30回定時総会では一般社団法人への定款変更承認、任期満了に伴う役員改選を行い、新体制と新役員により、電力環境の変化に対応し事業を展開していく。
(30周年関連特集は4~12面)
工業会は全国配電盤工業会連絡協議会として1973年に発足、その後日本配電盤工業会に改称、1982年11月に社団法人格を取得し、今年11月に30周年を迎える。
この間、業界の将来展望を示し、規格制定、優良工場の認定制度、技術・技能の向上、取引正常化の促進、経営合理化などの事業を展開し、業界の発展に大きく寄与してきた。
2007年には、時代に合わせ日本配電制御システム工業会に改称した。
配電制御システム業界は、技術革新、モノ造りの標準化、市場の国際化など課題が山積しているなかで、業界団体との連携が重要になっており、工業会の役割と期待は大きくなっている。