日本配電制御システム工業会設立30周年、誠におめでとうございます。
1982年の日本配電盤工業会設立以来、賛助会員として加入させて頂き、今日まで会員各社並びに関係各位に大変お世話になり、共に30周年を迎えられますことは喜びに絶えません。
当時の出来事を調べましたところ、500円硬貨の発行された年だそうです。今では当たり前と思われていらっしゃる方もお在りかと思いますが、この500円硬貨は世界でも稀な高額硬貨で、当時もスイスの5フラン、ドイツの5マルク、スペインの500ペセタ硬貨と並び、高額面硬貨として話題になったそうです。現在ではドイツとスペインはユーロに変わったため、スイスの5フランとキューバの5ペソそして日本の500円の3種類になっているそうです。
さて、今日の世界経済・日本経済の状況は「難しい」の一言に尽きると思います。日本では「失われた20年」と言われ、長きにわたりデフレが続き、企業の生き残りをかけて海外へ生産シフトしなければならない状況にあり、これからの日本経済がますます衰退して行くのではないかと危惧しております。そのような経済状況ではありますが、私共は元気にそして明るい未来作りを目指し皆様と共に頑張って参りたいと存じます。
「おもしろき ことのなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」は高杉晋作の辞世ですが、この言葉のように世の中を面白く暮らせる心を持ちたいものだと思います。
日頃のご愛顧に感謝申し上げ、お祝いの言葉とさせて頂きます。