オムロンが機能を集約「デマンドラントサービス」を開始

オムロンは、ASP提供型のデマンド監視サービスとして、機能をデマンド監視のみに絞った「デマンドライトサービス」を6月1日から開始した。標準価格月額2000円(端末代金、初期登録料は別途必要)。販売目標は3年累計で1万件。

同社は、これまで遠隔監視情報システムで電力需要を管理する「ASP型デマンド監視サービス」を提供してきたが、今回提供機能をシンプルにした業界最安値レベルの「デマンドライトサービス」を追加発売。節電に取り組む企業などのスムーズなサービス導入をサポートする。

既存のデマンド監視サービスはデマンドに加え、二次側や漏電・温度なども計測・監視できるが、デマンドライトサービスはデマンド監視のみとなる。

内容は、デマンド監視サービスの計測監視内容がデマンド×1、汎用×7、漏電×4、温度×4、デマンド警報即時発信、計測情報は30分ごとに端末とセンタ間で通信し、Web上でグラフ表示、標準価格は月額5000円だが、デマンドライトサービスは、計測監視内容がデマンド×1で月額2000円と安価。

同社では、今後も引き続き、顧客のROC(Return on Carbon=営業利益をCO2排出量で割った炭素利益率)を最大化させるためのノウハウや機器・ツールを市場に投入し、持続可能な循環型社会の実現に貢献していく方針である。

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