デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、安村義彦社長)は、大阪府和泉市の「いずみいのちの森事業」に賛同し、従業員が事業所内や公園でクヌギやシラカシ、アラカシなどのどんぐりを採取し、生育したどんぐりの苗木計100本を和泉市に寄贈するとともに、6月13日に同市つくしの公園で植樹活動に参加した。
同社は、和泉市の雑木林を増やすことを目標に、2010年度から和泉事業所(大阪府和泉市)で「どんぐり選手権」を開催している。
同選手権は、従業員が事業所内や公園で採取したどんぐりを、同事業所や自宅で発芽させて生育し、翌年9月末時点での高さを競う社内イベント。10年10月から12年5月まで300人が参加し、約1000個の種子から700本の苗木生育に成功している。
同社は04年に同事業所が環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得以来、従業員の環境意識向上のための活動を行っている。同選手権の取り組みは、11年のISO14001更新の審査でストロングポイントとして評価された。
いずみいのちの森事業は、地球温暖化や地域の防災能力の向上など、人がより健全に生きていくための緑環境を再生する事業で、公民協働での植樹活動により和泉市内の公共用地や民有地に新たな緑や森を創出することを目的としている。
なお、今回の植樹活動は「デジタル第一回植樹祭」として、いずみいのちの森プロジェクト植樹活動に認定されており、植樹活動当日は、同社従業員と大阪府和泉市の辻宏康市長、同市役所職員の計30人が植樹活動に参加した。