EtherCATテクノロジーグループ(ETG)は「第6回メンバーミーティング」を、横浜・桜木町の日石ホールで12日開催、約100人が参加した=写真。
これはEtherCAT協会が年に1回開催している総会。
ミーティングでは、ETG日本オフィスチェアマンの小幡正規氏を司会に、最初にETGチェアマンのマーティン・ロスタン氏がETGの最近の活動状況を紹介した。
ETGのメンバー数はこの1年間で380社増加して2016社となり、2000社を突破した。参加国数も54カ国にのぼっている。日本から226社が参加しており、この1年間で40%増加した。また、ノード数は公開していないが、調査会社の発表によると14万4000ノードになっている。製品数もマスター(コントローラー)136、ドライブ99、I/O70など着実に増えている。アプリケーションも高速な包装機械や、ロボット、舞台装置など多岐な分野に拡大をみせている。
小幡チェアマンから、昨年11月に名称を日本タスクフォースから変更した「日本地域委員会」の活動についての報告が行われた。
2012年度は産業オープンネット展、テクノフロンティア2012、セミコンジャパン2012の3つの展示会に出展するほか、採用セミナーの全国5カ所での開催(1部は開催済み)、開発者基礎セミナーの開催も計画している。