日本ものづくりワールド2012 20~22日 東京ビッグサイトで開催 常駐技術者とその場で商談機械要素技術展(M-Tech)

「機械要素技術展(M―Tech)」は、製品の研究開発のための最適な機械要素・加工技術を効率的に導入・比較検討する場として多数のユーザー・専門家にとって欠かせない展示会。今回は、中国、韓国を始め、世界10カ国から過去最多の約220社が出展する。とくにインドがテーマ国として約80社が出展することになっており、インドへのものづくりの進出が裏付けられている。

同展の最大の特徴は、出展ブースに常駐する専門の技術者と来場者の間で、開発・設計・試作のための詳しい技術相談がその場で活発に行われることだ。「コストダウンを図りたい」「小型・軽量化したい」「品質向上を図りたい」など日頃から抱えている課題の解決に繋がるヒントがある。例年、同展をきっかけに様々な特注品が誕生しており、技術力のある企業と来場者との絶好のビジネスの場になっている。製品・技術ごとにスポットを当てた専門フェアを開催し、より専門性の高い導入・比較検討の場として注目を集めている。

同展には、加工技術/装置部品、FA/ロボット技術/駆動システム、工作機械/成形機/工具、OEM/アウトソーシング、バリ取り/洗浄技術、計測機器/試験機器/センサ、画像処理技術/電子技術、包装機械/包装資材/クリーン製品、ITソリューションなどの製品・技術が集結する。「より微細な加工技術を導入したい」「新製品開発における技術相談をしたい」といった医療機器メーカーの技術者にとっては、高品質・高精度な技術を持つ企業と直接商談ができる場として、必見の展示会と言える。

また、15の専門フェアが特設される。金属、樹脂などの大物、厚物、長尺加工技術の「大物・厚物加工フェア」、金属、樹脂などの微細、超精密加工技術の「微細・超精密加工フェア」、軸受、ベアリング、リニア装置、歯車、変減速機、ベルト、チェーンなどを集めた「モーション技術フェア」、ねじ、ナット、リベット、ボルト、ワッシャー、各種ファスナーなどを一堂に比較検討できる「ねじ・締結技術フェア」、各種ばね製品・ばね加工技術が集結する「ばねフェア」、エンプラやセラミック、金属・非鉄金属などの各種材料、樹脂・金属に関する様々な加工技術・製品が集結する「機械材料・加工技術フェア」、あらゆる試験機器および計測機器、センサ・スイッチが出そろう「試験・計測機器/センサフェア」、バリ取り、エッジ仕上げに関するあらゆる技術・機器を一堂に集めた「バリ取り・表面仕上げフェア」、表面コーティング、めっき、熱処理をはじめとする表面処理・改質技術、製品が一堂に集結する「表面処理・改質フェア」、そのほか「油空圧機器フェア」「工具フェア」「モータフェア」「機構部品・関連製品フェア」「洗浄フェア」「企業・工場誘致フェア」などが設けられている。

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