ワゴジャパンのコネクタ端子台PM―32シリーズは、PLCを使用した制御盤製作の省力化とトータルコストダウンを実現する製品として好評を得ている。
六合フェアでは、DINレールへの取り付け方向を縦型にして、従来シリーズから約45%小型化した新製品「PM32―NRシリーズ」などを展示する。
主な特徴は(1)DINレールに対してコネクタが直角方向になる縦型設計にすることで、レール長手方向の実装密度を飛躍的に高め、優れた省スペース性を実現。現行シリーズの横幅77ミリが42ミリに小型化して、一般的なネジ端子台と比べ約4分の1の横幅となり、装置や盤内の部品実装スペースを広げることができる。また、小型サイズを生かして装置自体の小型化も実現できる(2)従来品では小型化の影響でモジュール本体へのマーカースペースがなかったが、「NRシリーズ」ではモジュール側面にマーカー取り付けが可能となった。専用チップマーカーのほかテープ状の銘板も取り付けできる(3)縦型にしたことでMILコネクタのロック開放時に隣のコネクタにぶつかることがなくなり作業性が向上―など。
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