竹中電子工業(京都市山科区四ノ宮奈良野町21―1、TEL075―581―7143、海住隆祥社長)は、使いやすいスリムデザインで分解能5μmのレーザ式ディスタンスセンサ「LDA―SAシリーズ」2機種=写真=を発売した。オープン価格。年間販売目標は500台。
レーザ式ディスタンスセンサは、レーザ光を対象物に照射、受光素子上でとらえた反射光の位置を検出し、変位量をアナログ(4~20mA)で出力するセンサ。受光素子にCMOS方式を採用。従来のPSD方式に比べ、対象物の色ムラや表面の状態の影響を受けず高精度な変位測定をすることができる。これにより高分解能タイプの分解能は5μm、高直線性はプラスマイナス15μmを実現し、高精度位置決めと測長が可能。
ティーチング方式により距離スパン設定、出力反転設定も簡単に行える。さらに、センサから離れたところから設定ができる外部入力も用意。
ハウジングは、放熱効果の高いダイカストケースを採用。外形はコンパクトサイズ(34・5×37×12・4ミリ)で、直接可動部に取り付けることが可能。