三菱電機は、大震災で被災した映像監視システム中核工場である郡山工場の製造棟=写真=が完成、今月から本格生産を開始した。
コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場は、昨年12月から損傷の著しい建屋を解体し新製造棟を総工費約13億円かけて建設していたもの。
新製造棟は、事務所を含む延べ床面積が約4400平方メートルの鉄骨平屋建て。発電量400kWの太陽光発電システム、LED照明、エネルギー管理システムなどを導入し最新の環境・省エネ対策を講じている。年間の二酸化炭素排出量を約180トン削減できるエコファクトリーである。
主な生産品は、映像監視システム(デジタルCCTVシステム)MELOOKμII、MELOOK―DGII。