日立産機システムは、用途別に最適な各種産業用インバータをラインアップしているが、このほど業界最小クラスのサイズとシンプル操作、経済性を追求した小型インバータ「NE―S1シリーズ」の販売を開始した。
NE―S1シリーズは、同社従来品比体積で43%減と小型で、サイド・バイ・サイドの設置が可能なため、インバータを左右方向に密着して設置ができ、スペースの有効活用につながる。
また、運転・停止・リセットなどの操作を1つのボタンに集約してシンプル化するとともに、専用のオペレータも用意。
海外規格(CE・UL・c―UL・c―Tick)などに準拠し、ネットワークもRS485 Modbus―RTUに対応した通信ポートを標準で搭載している。
さらに、運転中、常に最小の電力消費になるように制御する自動制御機能、入出力端子信号同士を演算する機能と入出力の遅延時間を設定する機能搭載でインバータ外部回路の簡略化、周波数指令先、運転指令先を入力端子のON/OFFで簡単に切り替え可能などの各種機能を継承している。
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