六合エレメックグループは1958年9月、六合産業株式会社の設立を発祥としてスタート。以来、多くの顧客・協業先とともに、地域産業の発展に貢献してきた。高度な技術を融合させることで、時代のニーズに応え、将来性にあふれる技術を発掘し、ビジネスへと昇華させるといった事業活動を通して新しい価値の創造に努めている。
その手がける製品は、多彩な分野で身近なところで活躍しており、車のスマートエントリーシステム、洗車機の各種部品、飲食店における冷蔵庫のコンプレッサー、製氷機のモータ、オフィスにおけるティーサーバーのファン、エレベーターの各種部品などに見られる。
全社、全拠点でISO14001、ISO9001両規格の認証を取得して結束を強めるとともに顧客満足度も高めて、電子機器の地域密着度No.1商社を目指している。同グループに頼めば何でもそろうということで、顧客のニーズに高いレベルで応えている。
10年3月には岡谷鋼機が筆頭株主となったため、岡谷鋼機グループの一員となり、事業基盤がより強化された。両社において受け継がれてきたDNAを融合させることで、エレクトロニクス専門商社としてさらなる進化を遂げた。
また、同年6月には上海に現地法人を設立、製造拠点のグローバル展開を進める顧客が増える中、海外に拠点を構えることで、日本と変わらないきめ細かなサービスを海外においても提供できるように努めている。
産業界を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中、顧客のニーズに応えながら、潜在ニーズを先取りして提案することで、顧客・協業先とともに成長している。長年にわたって培ってきた創造力、行動力により、グループは地元で超優良企業との評価を得ており、顧客の満足度は高い。
六合エレメック
グループの中核企業で、58年に六合産業としてスタート、90年に現社名に変更した。
モータ関連、ファン関連、制御部品、回路構成部品、表示関連機器、センサー、配線機器関連、電池、電源、トランス、プログラマブルコントローラ、自動認識関連、FAプロセス機器、冷熱関連部品などを取り扱うほか、ハーネス加工、板金加工、制御盤組立などの各種加工、基板設計・製造までを幅広く手掛けている。静岡、三重、山陰、北陸に営業所があり、中部地区を中心に、付加価値を高めたユニット、モジュールを提案販売している。
△本社=名古屋市東区白壁3―18―11△〓052―931―5875
六合システム電子工業
73年に製造部を継承して発足した。グループの設計・製造部門として、マイコン応用商品の受託開発・生産、自動計測装置・検査装置の設計・製作、OEM製品の生産、ライン自動化・省力化設備の設計・製造、生産設備の電装設計・制御設計などを行っている。オリジナル製品としては液晶モニターユニットなどがあり、ハード面、ソフト面ともに開発力に定評がある。
△本社=名古屋市東区白壁3―13―11△〓052―979―2265
六合サービステクノ
98年7月に設立された。六合グループの物流拠点として、コンピューターネットワークを網羅し受注から在庫確認、納期管理までを一貫して行っている。
物流管理は、企業の効率向上の大きな課題となっているが、同社では早くからコンピュータによる管理業務を行っており、顧客満足度を高める縁の下の力を発揮。名古屋市南区笠寺と東海市の両事業所で業務を推進している。
上海洛庫高電子
10年6月設立の中国現地法人で、日本企業の現地法人などを対象に、電子部品、制御部品、電子機器、制御機器、その他関係部品、機器などの中国での販売、輸出入を行っている。