日本電気制御機器工業会(NECA、山田義仁会長)は、「第1回技術系委員会成果発表会」を東京・港区のコンベンションルームAP浜松町で6月22日開催、約40人が参加した=写真。
この発表会は、NECAの技術系委員会が日頃の活動成果や調査・研究内容、今年度の活動計画などを一堂に集まり報告しようというもの。
冒頭、NECAの満生俊三事務局長が「2014年に設立50周年を迎えるNECAだが、技術系委員会の発表会は今回が初めての開催となる。14年には、IECの国際標準化委員会の国際大会が日本で開催されるが、こうした活動が工業会の魅力アップにつながると思う」とあいさつした。
続いて、技術委員会の佐川浩二委員長が、技術系委員会を統括する委員会として全体の活動状況を報告した。継続している標準化活動、地球温暖化対策、UL規格取得への提言に加え、新たに制御システムセキュリティや制御盤安全への取り組みなどを活動テーマに加え、「日本だけでなく、グローバルに提案できる活動内容になっている」ことを強調した。
その後、直流給電国際標準化委員会をはじめ、リレー、タイマ・カウンタ、プログラマブル表示器、PLC/FAシステム、スイッチ、センサ、接続機器の各技術専門委員会、模倣品、EMC、品質の各研究会の順に報告と質疑応答が行われた。
また、UL
Japan、日本規格協会、制御安全委員会からも説明が行われた。