横河電機の関連会社であるヨコガワ・コントロール・マレーシアは、キマニス・パワー社がマレーシア領サバ州に建設するキマニスコンバインドサイクル発電所向けの制御システムとフィールド機器を受注した。
ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた複合発電方式のコンバインドサイクル発電所は、総出力30万kW(10万kWの発電ユニット3基)を3期に分けて建設し、第1ユニットの操業開始は2013年12月の予定。
今回受注したのは、ボイラの制御および、ボイラ、タービンの付帯設備の制御を行う統合生産制御システム「CENTUM
VP」、異常発生時にプラントを安全に停止させる安全計装システム「ProSafe―RS」、排ガス成分を分析するガス分析計、差圧・圧力伝送器など、制御システムからセンサまでの計装設備一式。
これらの納入、エンジニアリング、機器据付、試運転など、プロジェクト全体の遂行はヨコガワ・コントロール・マレーシアが行う。