藤井産業(藤井昌一社長)は、メガソーラー発電事業に新規参入する。
栃木県および栃木県土地開発公社、関係各市と7月13日までに基本協定の締結を終えており、今年8月に建設に着工、同11月に竣工する予定。
電力供給不足の懸念が高まる中で、再生可能エネルギーによる発電がより重要性を増している。
また、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」による再生可能エネルギー固定価格買い取り制度が今年7月から施行された。
同社の本社がある栃木県では「とちぎサンシャインプロジェクト」に基づき、太陽光発電の飛躍的拡大を図り、災害に強い地域作りを推進しており、メガソーラー事業の導入を積極的に支援している。同社ではこのような背景を受け、メガソーラー発電事業を新たに行うことにした。また、同社子会社であるコマツ栃木でも、民有地でメガソーラー発電事業開始を予定している。
今回のメガソーラー発電事業の設備投資額は、県有地3カ所、民有地1カ所の総額で約18億を予定している。