近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は18日、大阪市淀川区のダイトエレクトロン本社会議室で、KEP7月例会として講演会を開催した=写真。
講演は、産業タイムズ社代表取締役の泉谷渉氏を講師に迎え、「IT産業と半導体技術の一大潮流の変化~医療/環境/インフラ事業に注目せよ」をテーマに行われた。
リーマンショック以降、東日本大震災、円高などで国内のエレクトロニクス産業が苦戦する中、医療分野や環境エネルギー分野市場が拡大すると予想されており、これに伴い半導体技術が改めて注目されている。
講演会では、景気に左右されない医療関連の大型投資計画が浮上しており、医療と半導体のクロスオーバーに注目するべきなどの話が具体的に紹介され、来場者は熱心に聞き入っていた。