ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメレビュー社など協賛の「第14回ARC東京フォーラム2012」が、東京・両国のKFCホールで20日開かれた。
メーカーやシステムインテグレータ、情報システムサプライヤーなど関係者約220人が参加した。
毎年この時期に開かれているこのフォーラムの今年のテーマは「新たな技術とプロセスで事業変革」。
まず、ARCアドバイザリ・グループ、ディック・ヒル副社長が「産業変革のトレンド」と題し基調講演を行った後、今回も前回に引き続き計測自動制御学会(SICE)の協賛を得て、特別企画「オートメーション業界は大震災から何を学んだか」のタイトルパネル討論を行った。
昨年3月の大震災による多大な犠牲を生かしながら、震災からの復興を目指すための方策について、オートメーション業界で活躍する5人の技術者が熱く議論した。
その後、いま工場など現場でも問題になっている「日本における制御セキュリティの動向」と題し、新誠一制御セキュリティセンター理事長(電気通信大学教授)が講演した。
また、スマートな製造、スマートな社会をテーマに、ベントレー・システムズ、OSIsoft、富士通、横河電機、エマソン、三菱電機、シーメンスの各社から発表が行われた。