横河電機は、統合生産制御システムCENTUM
VPの機能を強化した「CENTUM
VP
R5・02」=写真=の販売を開始した。
機能強化では、過去のデータ保存点数の拡大やグラフィック画面の操作性向上、制御ロジック図の関連付けや印字フォーマットの標準化も行えるようにした。
また、計器名(タグ名)によって階層化することで、目的とする情報に簡単にアクセスできるような画面展開を可能にしており、運転効率やメンテナンス性の向上に寄与する。
さらに日本で過去にCENTUMを納入したユーザーから、現在の設備を生かしながらプラントのさらなる効率化・高付加価値化を実現する、より投資効率の高いソリューションに対応し、制御システムの有効活用度の指標を提供する有効性比較分析サービスとの連携を高めた。従来、このサービスの導入から利用開始までの準備期間に数カ月を要していたが、今回、最短で導入直後からのサービス利用開始が可能になる。