三菱電機は、集合住宅の外壁など屋外にも設置できる定格出力4・0kWタイプの国内住宅用太陽光発電システム向けパワーコンディショナ「PV―PS40J」=写真=を31日から発売する。希望小売価格は44万2050円(税込み)。
新製品は同社独自の階調制御インバータ方式により、屋外設置可能タイプでは業界最高となる電力変換効率96・5%を実現している。
また、JISで規定するIP55相当の高い防塵・防水性能により、集合住宅の外壁など屋外でも安心して設置できる。
さらに、自立運転機能搭載により、停電時でも手動で自立運転に切り替えることにより、発電した電力が使用可能となっている。
そのほか、パワーコンディショナ本体に接続箱機能を内蔵しているため、太陽電池モジュールから送られる直流電力をそのままパワーコンディショナに接続できるため、独立した接続箱が不要で、配線工事の手間も省ける、1台で最大3回路まで対応でき、最大25枚の太陽電池モジュールを接続できる、リモコン不要のためイニシャルコストを抑制でき、配線工事も不要などの特徴を持つ。