直管型LED照明器具が7月1日から電気用品安全法の対象製品になった。これによって使用者が取り付け・取り外して使用できる直管型LED照明器具は安全性を実証できないと販売できなくなる。
LED照明器具は省エネ効果が高く長寿命であることから、電球型は家庭でも普及が進んでいるが、直管型LED照明器具は、まだ導入が進んでいない。今回電気用品安全法で直管型LED照明器具が対象製品になったことで、安全性が実証された製品は家庭向けにも販売が可能になる。
LED照明器具は前記の特徴の一方で、そこから発生するノイズやLEDドライバーなどによる周辺環境への影響が懸念されている。電球型については輝度の問題でトラブルが発生しているが、直管型LEDについては、取り扱い時の安全性確保が求められていた。
今回、直管型LED照明器具が対象製品になったことで、電球型LEDに続いて、直管型LEDも普及が進むものと思われる。