ブラジルでのCNC事業強化三菱が新会社設立 15年度売上高20億円目指す

三菱電機は、ブラジルでのCNC(数値制御装置)事業強化の一環として、新会社「メルコ・シーエヌシー・ドゥ・ブラジル・コメルシオ・イ・セルビソス」をサンパウロ州ボイトゥバに7月設立、営業を開始した。2015年度にブラジルでの売上高20億円を目指す。

同社は、ブラジルでの代理店としてオートメーション・インダストリア社が過去20年にわたりブラジル工作機械メーカーなどにCNC・FA機器、および部品の販売・サービスを行ってきた。

今回、需要が拡大するブラジル市場に迅速に対応するために、オ社のCNC販売・サービス部門を買収して新会社を設立したもの。

資本金は130万ドル(約1億1000万円)で、出資比率は同社側91%、オ社が9%。社長には黒川和男氏が8月16日付で就任予定。従業員数は20人。

ブラジルは、豊富な鉱物・食料資源に加え、鉄鋼・鉱業・電力・金融関連など国営企業の民営化を背景に持続的な成長が見込まれており、工作機械の増加や日系を含む自動車産業を中心とした製造業の進出が加速している。

新会社では従来の事業基盤を継承しつつ、同社のグローバルサービスネットワークへ組み込み、南米の重要拠点として事業体制を強化していく。

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