椿本チエインは、マテハン事業のグローバル競争力強化へ、米・メイフラン・ホールディングス(オハイオ州クリーブランド)グループ傘下3社の全事業を取得することになった。譲渡日は今年8月31日の予定。
同社は1973年に、メイフラン社との共同出資で合弁会社「椿本メイフラン」を設立。以来約40年間、日本国内における同グループのチップコンベヤ事業のパートナーとして協力関係を築いてきた。
今回の取得で、同グループが現在欧米を中心に展開中のチップコンベヤ事業、スクラップコンベヤ事業などの強化を図るとともに、中国をはじめとする成長市場の開拓を本格化して、グローバル競争力の強化につなげていく。
メイフラン社は33年設立で、資本金は461万9000ドル。11年12月期の売上高は1億5027万1000ドル、営業利益は1078万2000ドル。連結従業員数871人。