マーストーケンソリューション(東京都新宿区新宿1―8―5、TEL03―3352―8560、村上浩社長)は、データフォーマットが医療用医薬品の新バーコード表示に準拠しているかどうかを即座に判定できるGS1チェッカーを発売した。
医療用医薬品のコードであるRSS合成シンボルおよびGS1―128(UCC/EAN―128)はシンボル自体の規格の他に印字するデータフォーマットのガイドラインがISOで定められている。この6月には厚生労働省で医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項を一部改正しており、ますますガイドラインに準拠しているかの確認作業に手間取る。
新製品のGS1チェッカーは、バーコードを読み取るだけでガイドラインへの適合をチェックできるモバイルハンディターミナル。印字内容の照合結果が分かりやすく画面にグラフィカル表示される。規格に不適合の場合は音声ガイダンスとバイブレーションで二重に知らせるので安心。
また、読み取り、照合結果を任意のログファイルに出力し、ログファイルは上位PCに転送したり、携帯プリンタから印刷することも可能。
GS1はこうした特徴を備えており、出荷検品、ピッキング検品、ラベルセット確認、処方箋と医薬品照合などに効果的である。