信明電機は、雷対策としてオートロックブレーカを業界に先駆けて発売。工場、ホテル、店舗の設備電源、携帯電話基地局の電源、自動販売機向けに好評である。
オートロックブレーカは、落雷による誘導雷や過電流により遮断されたサーキットブレーカをマイコン制御で自動復帰させる製品で、遮断を検出してから5秒から300秒(5段階選定可能)までの一定期間をおいてブレーカを復帰させる。復帰動作は30分以内に設定回数(3回、5回)以上繰り返すと永久遮断する。復帰動作後1秒以内の再遮断を2回繰り返しても永久遮断するため、誘導雷の影響状況を把握できる。正常期間が30分を超えると復帰回数がクリアされる30分サイクルシステム機能を搭載している。
このほか(1)保守データとしてトータル復帰回数がLED表示される(2)復帰データは不揮発メモリに記憶され、電源を切ってもデータが保持される(3)サージアブソーバを内蔵し機器への誘導雷の侵入を防止するなどの特徴を備えている。
同社は開発型企業として、DCソレノイド、オプトセンサー、発信型センサー、トルクセンサー、電磁応用システムなども製造販売している。
(http://www.avis.ne.jp
/~shinmei)