横河電機は、同社の共焦点スキャナボックス「CellVoyager(セルボイジャー)CV1000」の米国とカナダでの独占販売契約を、オリンパスの米子会社であるオリンパスアメリカと締結した。
セルボイジャーCV1000は、生きた細胞の動きをリアルタイムに観察できる共焦点スキャナユニットCSUシリーズを中核に、レーザ光源、EMCCD(電子増倍型CCD)カメラ、高精度電動位置決めステージ、インキュベータ(温度・湿度・CO2濃度を一定に保つ装置)など細胞観察に必要な機器・装置をデスクトップサイズの小型筐体に収めたオールインワンシステム。
今回、創薬研究が盛んな米国およびカナダの医薬品メーカや創薬研究所に対して強固な販売・サービス網を持つオリンパスアメリカとの販売提携で、北米市場における創薬支援システムビジネスの拡大を図る。