朝日音響 電子部品チップ化面実装基板を採用ハンディタイプ無線操縦装置

産業機械用無線操縦装置メーカーの朝日音響(徳島県板野郡上板町瀬部字鳥屋354―3、TEL088―69―5544、河野繁美社長)は、ハンディタイプ無線操縦装置の主力機種「スリムケーブレス5000」をモデルチェンジして販売を開始した=写真。微弱電波モデルの参考価格17万円。

モデルチェンジのポイントは、現行品との互換性重視で、ケースの大きさや操作ボタン配置など、外見や使い勝手は従来品を継承し、電子部品のチップ化と面実装基板の採用など、内部設計を刷新した。

現行品と完全信号互換を保持しており、オプションで機能が追加できるオーダー対応を継承する一方、送信機のケース樹脂色を、微弱電波モデル(Nシリーズ)は黄土色、429MHz帯の特定小電力モデル(Uシリーズ)は青色、1・2GHz帯の特定小電力モデル(Gシリーズ)は朱色に変更した。

送・受信機セット型式名「RC―5700N/U/G」を、「RC―5800N/U/G」に変更。セット価格は据え置き。なお、Nシリーズは後日発売予定。

受信機のコモンライン入力部にヒューズを追加し、万一、コモンラインに過電流が流れても、基板を保護する。9リレー用受信機ケースを樹脂化し、IP65相当の防雨性能を確保。

さらに、送信機の衝撃保護用付属品として、従来評価用として添付していたプロテクトカバーを標準付属品に設定。

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