モリテックスは、親会社である独・ショット社が開発した顕微鏡用LED光源装置「KL300LED」と「KL1600LED」の販売を開始した。価格はオープンで、両機種合わせて年間500台の販売を計画。
新製品は、光ファイバライトガイドを取り付けて使用するタイプの光源装置。
KL300LEDは、静音ファンレス構造の小型顕微鏡照明で、顕微鏡のアーム部分に取り付け可能となっており、従来機(KL200LED)に比べ約60%の高輝度化を実現した。
また、5万時間の長寿命を持つ白色LEDを搭載しており、30Wハロゲンランプと同等の光量出力が得られる。
KL1600LEDは、据え置き型の高出力タイプで、光量を650ルーメンまで向上させて、従来機(KL1500LED)に比べ約70%の高輝度化と、150Wのハロゲン光源に匹敵する光量出力が可能。寿命も5万時間と長い。
さらに、コンパクトな据え置きのデザインで、スライド方式のフィルタホルダを採用しており、カラーフィルタの取り付けが容易。