ワゴジャパンのWAGOコネクタ端子台IM―M739/3・5―NR50PC―HTは、FANUC操作盤IOへの入出力接続を省スペースで可能にする。DINレールへの取り付け方向を縦型にすることで幅42ミリの超スリム化を実現した。
特徴として(1)DINレールに対してコネクタが直角方向になる縦型設計とすることでレール長手方向の実装密度を飛躍的に高め、優れた省スペース性を実現した(2)一般的なネジ端子台タイプと比べ約5分の1の横幅により装置や盤内の部品実装スペースを広げることができる。また小型サイズを生かして装置自体の小型化も実現できる(3)操作盤IOとの接続は一般的なMIL50ピンストレートケーブルでOK。また同社でもケーブルを用意している(4)50ピンのうち47~50番ピンはモジュール内でコモン接続されているため、渡り線や外部端子台の必要がない(5)電線接続はケージクランプスプリング式結線を採用し振動に強くゆるまないメンテナンスフリーを実現。ネジ式結線で必要なトルク管理や増し締めも不要なため、人件費削減やトラブル防止ができる。なお、同製品は9月上旬に発売予定。
(http://www.wago.co.jp/)