横河電機の子会社、韓国横河電機は、ベトナムのクアンニン省に建設されるモンズオン第2石炭火力発電所向けの制御システムを、韓国の斗山重工業から受注した。
同発電所はAES―VCMモンズオン電力会社が建設する総出力120万kWのベトナムでも最大級の発電所で、第1ユニットの操業開始予定は2014年8月。
今回受注したのは、ボイラの制御とボイラとタービンの付帯設備の制御を行う統合生産制御システム「CENTUM
VP」と、非常時の緊急遮断システムとして使用される安全計装システム「ProSafe―RS」。
第1ユニット向けは13年1月、第2ユニット向けは13年7月に出荷予定。
なお、AES―VCMモンズオン電力会社は、米国の電力会社AES、韓国のポスコパワー、中国投資有限責任公司(CIC)による合弁会社。