積水化学工業のグループ会社で、データ通信用計測器やインターフェース変換器メーカーのラインアイ(京都市南区唐橋西平垣町39―1、TEL075―693―0161、有吉和久社長)は、手のひらサイズのLAN接続型デジタルIOユニット「LANIOシリーズ」=写真=を好評発売中である。標準価格2万4000円~3万3000円。
LANIOシリーズは、パソコンからLAN(Ethernet)経由で、遠隔地の警報信号の監視や、制御信号のON/OFFを簡単に実現するデジタルIOユニット。
XPortを搭載、10Base―T/100Base―TXに対応し、分散配置に最適である。小規模な制御用途に特化したことで、LANインターフェースを内蔵しながら、手のひらサイズの小型化と低価格を実現した。制御対象が工場内に分散していて、1カ所当たりの必要点数が多くない遠隔制御用途に最適である。
堅牢な金属筐体と絶縁入出力で、マイナス10度~プラス55度の広い動作温度に対応。8V~30VのDC電源入力に対応し、試運転時のチェックに便利なLED表示付き。配線作業を短縮する着脱式端子台を採用している。