ジェルシステムが家庭の電力見える化事業に参入リモート監視システムを充実

ジェルシステム(東京都千代田区九段南4―2―11、TEL03―5210―5111、星本正義社長)は、リモート監視システムEneSEEシリーズの一環として家庭用発電・電力監視装置を開発、家庭の電力見える化事業に参入した。家庭の発電量と消費電力量を同時にパソコンや携帯電話でリアルタイムに確認できる。太陽光パネルとセットで販売・施工する。経済産業省の家庭用エネルギー管理システムの補助金が利用できる。

一般家庭でも節電のみならず、発電への関心が高まっている。これまで電力使用量の監視による節電に目が向けられてきたが、電力会社への売電ができるようになったことから太陽光パネル設置による発電量も監視する要求が強まっている。

そのため、同社では発電と消費電力を同時監視できる家庭用発電・電力監視装置を開発した。

発電監視機能は、太陽光パネルの稼働状況を監視し、計測データをパソコンや携帯電話で確認できる。また、発電量と売電量の推移も分かり電気料金の管理に役立つ。

電力監視機能は用途別、機器別、フロア別の電力使用量がリアルタイムで把握でき、警報値を検知し警報メールで通知するため、より一層の節電が可能。

主な仕様は次の通り。

▽アナログ入力(発電)=4点(電圧2+電流2)▽デジタル入力=4点(汎用入力+パルス入力)▽デジタル出力=2点(オープンコレクタ)▽通報=定時・異常・復帰・テスト通報▽電源電圧=AC100V~240V▽使用周囲温度=アイナス20℃~60℃▽外形寸法=W67×D90×H58ミリ。

なお、同社はグループ会社と共に最適な省エネ・環境改善事業を強力に展開、リモート監視システムEneSEEシリーズを用いて、エコ照明器具、電子ブレーカ、太陽光パネルを組み合わせて販売・施工まで一貫受注し事業所向けに実績をあげている。

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