ピーアンドエフは国際物流総合展に、RFID
F97読取ヘッド、データマトリクス位置検出システムPCV、位置エンコーディングシステムWCSなどを中心にアピールする。
このうち、2次元コード読取式位置決めセンサPCVは、テープに印刷された2次元データマトリクスコードの位置情報をカメラで読み取る位置決めセンサで、非接触式の読み取りで摩耗部品がない。レーザダイオードを使用していないため長寿命・メンテナンスフリーで使用できる。
読取深度が80ミリと100ミリの2機種があり、余裕を持った機械設計が可能。
さらに、絶対値を持ったコードテープは最長10キロメートルまで延長でき、テープ敷設も接着式で簡単に施工できる。
しかも、データマトリクスコード採用によりデータが冗長化されており、汚れによるコードの欠損があっても確実に位置情報の読み取りが可能。読み取りはXY軸対応で、カメラ、照明が一体化された小型ハウジングにより、分解能はプラスマイナス0・1ミリ、移動速度最大12・5メートル/秒を実現している。
なお、パラメータ設定はPC接続または印刷されたカードの読み取りで行うことができ、位置情報とは別にイベントマーカーテープがあり、トラックの範囲情報を制御信号として出力可能。
(http://www.pepperl‐fuchs.jp)