日本電気計測器工業会(JEMIMA、堀場厚会長)が、10月31日~11月2日まで大阪・中之島のグランキューブ大阪で開催する「計測展2012OSAKA」の開催規模が固まった。
同展は「計測と制御技術」に関する国内最大の専門展として、東京と大阪で毎年交互に開催している。今回は62社(144小間)が出展する。
開催テーマは「計測と制御で創る未来の地球~スマートソサエティと安心・安全~」。
今回は、次世代型のエネルギーマネジメントや環境技術が注目されていることから、これらに対して、省エネ・環境技術を世界に広げるための情報発信の機会ととらえたテーマとしている。
また、東日本大震災以降、エネルギーや水などの社会インフラの安心・安全に関心が高まっていることから、サブテーマに“スマートソサエティと安心・安全"」を掲げている。
併催事業としては、経済産業省や大学・研究機関から各専門分野の第一人者を講師に招いて、関西の産業活性化、エネルギー政策、インフラのセキュリティ対策に向けた提言を行う基調講演や、新たなエネルギー活用に向けたビジョンを紹介する特別講演をはじめ、「スマートソサエティの実現に向けて」をテーマにした産学官のリーダーが議論を交わす“ラウンドテーブルセッション"、出展企業が最新技術を紹介する63テーマにのぼるテクニカルセミナーなどが予定されている。
さらに、計測制御に関わる技術や法規制などの最新状況を紹介するJEMIMA委員会セミナーも開かれる。
開催時間は午前10時~午後5時。入場料は1000円(Webでの事前登録、及び招待券持参者は無料)。1万人の来場が見込まれている。