真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都築区池辺町3595、TEL045―308―9940、ゲッテゲンズ・アーネ社長)は、板ガラスやアクリル板など薄くフラットなワーク向け真空吸着パット「SFGシリーズ」=写真=を発売した。
新製品は、φ125~φ400ミリと大型ながらアルミ製のプレートを内蔵しているため、薄く平らなワークに対してたまわせずに搬送できる。
パットの吸着面には溝があり、積層時の傷付きや密着防止として、パウダー状のスペーサーを使用している工程でも、高い吸着力を発揮する。
また、パッド内側の容積が小さいため真空到達時間を短縮し、より速いサイクルタイムでの搬送が可能である。