ワゴジャパンは、工作機械などで多用されるFANUC製コントローラのインターフェイスに装着されている本多通信MRコネクタに対応した50極のコネクタ端子台IM―MRシリーズを発売した。
主な特徴は(1)電線接続用の端子台は3A通電が可能で、どのピンに電源コモンラインが使用されても問題なく使用できる。例えば電磁弁の駆動用電源など、数は少ないが容量の大きい電源ラインが含まれる接続の場合でも、接続ケーブルはストレートタイプを使用でき、専用クロスケーブルを用意する必要がない。仕様ごとの管理や納期の面で効率化が期待できる(2)コネクタはオス、メスそれぞれのタイプをラインナップし用途により選択できる(3)端子台は作業性に優れた5ミリピッチを採用し、50極を3段にレイアウトすることで横幅を抑え省スペース化を実現している(4)0・08~2・5sqの幅広い電線に対応(5)電線接続はケージクランプスプリング式結線を採用し、振動に強くゆるまないメンテナンスフリーを実現。ネジ式結線で必要なトルク管理や増し締めも不要なため、人件費削減やトラブル防止ができる(6)寸法は幅95・2×奥行き85×高さ37・3ミリ(DINレール上端から)などとなっている。
(http://www.wago.co.jp)