旭化成EICソリューションズは、電気、制御、情報のエンジニアリング会社として各種の化学プラントのシステムを手がけており、防爆エリアのIT化を実現するために必要な防爆機器を開発し商品化している。近く防爆形パソコン(EXPC―3170)に、発紘電機(本社=石川県白山市)製TELLUS(Soft
MONITOUCH)が動作可能なEXPC―3170MT(仮称)を販売する。
EXPC―3170MTは、超音波弾性波方式タッチパネル付き17・0インチSXGA表示器を装備した防爆形パソコンで、タッチパネル操作が可能で、発紘電機製プログラマブル表示器(モニタッチ)の画面データを活用して防爆現場のHMIとして使用できる。
また、RDP(リモートデスクトップ)機能を使用して非防爆エリアのPC(DCS端末、SCADA、MES端末など)を防爆エリアから監視・操作ができ、TELLUSをインストールした制御系の防爆現場端末と非防爆エリアに設置されたPCの防爆現場端末の機能を、EXPC―3170MT1台で実現できる。
同社は防爆現場のHMIに加えて、無線LAN機器、バーコードリーダー、ハンディーターミナルなど、防爆機器ベンダーとのアライアンスを組んで防爆現場のソリューションを提供している。
(http://www.asahikasei‐eics.com)