「関西医療機器開発・製造展」は、医療機器を開発・製造するための部品、装置などが一堂に集まる専門展。
医療産業は今後、アジアを中心に大きな成長が期待され、高い技術力を持つ日本にとって、有望な市場の一つと言える。
医療機器メーカーの設計・開発部門や、製造・生産技術、購買・調達、品質管理部門のユーザーや経営者には必見の展示会だ。
今年は「電子部品ゾーン」に加え、新たに「画像技術ゾーン」と「工作機械・成形機ゾーン」が新設した。
「画像技術ゾーン」には、カメラ・レンズ・光源・画像処理システム・画像出入力システム・ボードなどが、「工作機械・成形機ゾーン」には、旋盤・超精密加工機・マシニングセンタなどの工作機械や、射出成形機・押出成形機・ブロー成形機・熱成形機などの成形機、切断機・粉砕機・溶接機械・産業用ロボットなどのその他機械・製造装置などが展示される。
展示会と併催の専門セミナーが3、4日に開催される。
毎回、医療機器産業の今後の展開をはじめ、医工連携の取り組み、医療現場からの提言、医療分野への参入事例など、様々なトピックを学べる場として好評を得ている。
今年もオープニングスピーチ、特別講演など6つのプログラムが予定されている。医療分野に携わる人のみならず、新規参入を検討されている人にも必聴と言える。