【名古屋】日東工業は、プラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)用の新型普通充電器=写真=を開発した。来年1月から発売する予定。
環境問題対策として、PHV・EVの普及が進んでいるが、特に東日本大震災以降、深刻な電力不足が発生し、PHV・EVの充電器においてもピーク電力を抑制する充電電力制御のニーズが高まっている。今回の製品はこうしたニーズに応えたもの。
外部機器と連動するための外部入出力接点(RS―485通信対応)を備えており、充電電力制御システムや認証・課金システムとの連携が可能。充電ユニット、インターフェイスユニット、外郭筐体から構成されており、充電ユニットをベースに顧客の要望に合わせた機能・デザインへの対応が行える。
また、ケーブル付きMODE3タイプから、コンセント付きタイプまで3機種がラインアップされ、設置環境・使用形態に適した機種を選択できる。
単相AC200V、過電流保護漏電遮断機搭載(感度電流15mA)。環境条件は、屋内外兼用で、ケーブル入線部を除いてIP44相当。
外形寸法は、幅200×高さ750×奥行き135ミリ、重量約14キログラム。
価格はケーブル付きMODE3タイプで15万円を予定。