小野測器は、これまで困難であったディーゼルエンジンの回転速度を気筒数や種類を問わず確実に計測できるディーゼルエンジン回転計「GE―2500」を開発、15日から受注を開始した。
新製品GE―2500は、エンジンの回転速度とオルタネートの回転速度が比例関係にあることを利用し、オルタネートの回転速度を計測することでエンジンの回転速度を求める新たな計測手法の回転計。同時に開発の専用小型回転検出器OM―1500でオルタネートの漏れ磁束を検出し、GE―2500と接続することで回転速度を計測する仕組み。エンジンの気筒数や種類に関係なく計測できる。
本体価格はGE―2500が19万8000円、OM―1500が3万円。初年度300台の販売を計画。