オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、TEL0120―925―410、倉石芳雄社長)は、高効率・省エネルギーを実現するステッピングモーターαSTEPを搭載した電動スライダ「EASシリーズ」を発売した。製造装置、検査装置など向けに1年後、年間3000台の販売を計画。販売価格はAC電源入力9万8800円、AC電源入力8万1800円。
新発売の電動スライダEASシリーズは、EAS4タイプ(幅58・4ミリ×高さ60ミリ)とEAS6タイプ(幅75・4ミリ×高さ83ミリ)があり、それぞれAC電源入力用、DC電源入力用をそろえている。
搭載のステッピングモーターαSTEPは、高効率化でモーターの発熱を大幅に低減、消費電力も従来品比66%減を実現している。
また、ステッピングモーターならではの優れた特性を継承しているほか、独自のクローズドループ制御を採用し、急激な負荷変動、急加速でも運転を継続する特徴を持っている。
ドライバは、位置決め内蔵タイプとパルス列入力タイプがある。位置決め内蔵タイプは、I/O制御、Modbus(RTU)/RS―485通信制御、FAネットワークへの接続が可能である。
スライダは、Xテーブルタイプ、Yテーブルタイプがある。ケーブル引出し方向は4方向に変更できる。