IEC(国際電気標準会議)の第34代会長にパナソニック顧問の野村淳二氏が選出された。任期は2014年1月からの3年間。13年はIEC次期会長として経験を積み、14年からIEC会長として対外的に代表する活動を行うほか、総会、評議会、執行委員会等を議長として主催し、IEC活動の大切な方向付けをしていく。
1906年のIEC発足以来、我が国からIEC会長が選出されるのは野村氏で3人目。
IECは、電気・電子技術及び、関連技術に関する国際規格を開発・発行しており、82カ国が会員となっている。
IECの担当分野は、電子、電気及び電磁気、電気音響、マルチメディア、通信、発電及び送配電の分野、測定及び性能、信頼性、安全及び環境など多岐におよぶ。