西日本地区で最大級のものづくり専門展「関西ものづくりワールド」(主催=リードエグジビションジャパン)が、10月3~5日までの3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。今回は過去最高の818社が出展し、3日間の来場者は3万673人に達した。
初日の3日、会場広場で開会式が行われ、リードエグジビションジャパンの石積忠夫社長は「関西は世界的に有名なメーカーや成型技術者が多く、この展示会はものづくりの大阪に相応しい展示会となっている。展示会による経済効果は約25億円と予想され、松井一郎大阪府知事、橋下徹大阪市長も大きな期待を寄せている。来年は新しい展示会も計画しており、大阪の経済発展に貢献できればと思っている」とあいさつした。
関西設計・製造ソリューション展は、西日本最大級の製造業向けITソリューションの専門展で、製品カテゴリーごとに9つの特設ゾーンを設置した。製造業の設計開発部門や製造生産部門、さらに経営企画や情報システム部門などのユーザーや専門家が数多く来場した。
関西機械要素技術展は、機械要素、加工技術を一堂に集めた専門展。製品カテゴリーごとに16の特設フェアが開催され、製品の研究開発のために最適な機械要素や加工技術などが紹介された。
関西医療機器開発・製造展は、電子部品ゾーン、画像技術ゾーン、工作機械・成形機ゾーンが特設され、旋盤・超精密加工機・マシニングセンタなどの工作機械や、各種の成形機、切断機、溶接機械、産業用ロボットなどが出展された。