相原電機は、耐雷トランス「SSTシリーズ」を好評発売中である。
近年、地球温暖化などにより落雷事故が増加、FA機器をはじめ、あらゆる電子機器で被害が増大している。特に誘導雷は、近くの樹木などに落雷しても建物の中の電子機器に被害を与える。SSTシリーズは、電解分布を分析し合理的に雷サージを低減するシステムで、誘導雷の電圧を1000分の1に低減する。
新型サージ保護デバイス(SPD)を採用し、60dBでサージ低減率を大幅にアップするとともに、小型化を実現した。さらに、従来の碍子端子をなくし、端子台を合理化、配線作業がしやすくなった。単相で周波数は50/60Hz対応。絶縁種別はB種。容量は500VAから3kVAまで5タイプをラインアップ。
一方、同社では、入力力率の改善と高調波低減に効果のある「汎用インバータ用直流リアクトル」の開発・販売を開始した。機種は200V級と400V級各9機種で、モータ容量は0・75kw~18・5kw。耐熱クラスはB種。交流タイプはすでに販売しており、今後シリーズ化させる方針である。
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