温湿度制御機器メーカーのシマデン(東京都練馬区北町2―30―10、TEL03―3931―9111、島村一郎社長)は、標準品の改造、特殊仕様の開発の受け付けを開始した。これまでもカスタマイズ化や制御技術を応用した受託開発を行ってきているが、本格的な事業として取り組むことにした。
同社は、ディジタル指示計、アナログ記録計、プログラム調節計、サイリスタ式電力調整器、変換器、検出器などを製造販売する専門メーカーで、マイコン制御、センサー技術、通信技術、電力制御技術を蓄積している。
こうした優れた制御技術力を統合活用し、ユーザーの付加価値アップへカタログ掲載の標準品改造や多様な制御技術を必要とする製品の開発受注に乗り出した。
標準品の改造は、カタログ製品やホームページ掲載の製品を購入する場合に、必要とする機能や性能をユーザーの用途に合わせて最適な製品にして提供する。特殊仕様の開発は、センサー、温度調節計、電力調節器など同社の製品に関連性がない製品も受け付ける。