アズビルの遠隔から空調設備のエネルギーの見える化や省エネ・節電を実現できる遠隔制御サービス「Web‐Infilex(ウェブインフィレックス)」が、「グリーンITアワード2012」(主催=グリーンIT推進協議会)で、「ITによる社会の省エネ部門」の「経済産業大臣賞」を受賞した。
Web‐Infilexは、建物・工場等に設置されているビルディングオートメーションシステムと同社のサーバーをネットワークで接続し、エネルギーの見える化や、省エネ・節電を遠隔から実現するサービス。
従来、建物の省エネ対策として省エネ機器等を導入しようとすると高価なシステムになるため、投資対効果が悪くなり、大規模な建物でないと導入し難いという課題があった。
同システムは省エネ機器を設置する必要がなく、同社独自の省エネアプリケーションを低価格なASPサービスとして提供しており、導入により最大15%(年間)の省エネを実現できる。
遠隔サーバーを活用して、高度な省エネ制御・予測技術を、多くの建物に簡単・低価格で提供する仕組みを構築した点が評価された。