温湿度制御機器・システム専門メーカーのシマデンは、生産現場の声を反映してアナログ式感覚で簡単にキー操作により設定できるようにしたディジタル調節計AR18シリーズが好評である。
新型ディジタル調節計AR18シリーズは、アナログ式の操作に慣れたエンドユーザーのニーズに応え、基本操作は数字表示を見ながらキーのみで行える。設定は1設定2位置・2設定2位置・3位置式を用意。2位置式は調節動作隙間を0・1~9・9%FSの範囲で希望の値を設定できる。3位置式は不感帯の設定機能を装備。不感帯を1~99%FSの範囲で設定できる。動作表示部は過熱時に緑色、冷却時に赤色が点灯するため、確認がしやすい。
全機種が誤操作防止の開閉式キーカバー付き。接点調節出力は5A(抵抗負荷)駆動が可能である。保護構造IP68相当(前面操作部)。IEC61010準拠。寸法はH96×W96ミリのDINサイズ。RoHS指令対応。警報出力、アナログ出力も用意している。
また、同社はユーザーの用途最適化へ標準品のカスタマイズと特殊仕様の開発業務を開始した。
(http://www.shimaden.co.jp)