横河電機は、子会社のヨコガワ・サウジアラビア(本社=アル・コバール、小川朗社長)が住友化学とサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの共同事業であるラービグ2期計画の制御システムベンダーに選定されたと発表した。1期計画でも制御システムを納入しており、1期、2期合わせた受注額は中東地域で過去最大になる。
2期計画では、制御システムベンダーとして統合生産制御システムCENTUM VP及び安全計装システムProSafe―RSを納入する予定である。
2期計画は、エタンクラッカーの増設や芳香族プラント新設により、新たに確保する3000万立方フィート/日のエタン、約300万トン/年のナフサを主原料に様々な石油化学製品を生産する予定で、2016年前半から順次稼働する。